コンセプト・会社概要
山春建設の家造り 生活サイズの家
当社のホームページをご覧頂きましてありがとうございます。
家造りについて当社の考え方のお話です。
木造軸組工法を主な構造体に、外張り断熱で高気密高断熱構造を基本性能としています。
床や壁などは無垢材や漆喰などの自然素材と多く触れ合えるように、出来る限りの使用をお勧めしています。
平成27年、当社の家造りを体感できるよう、ホームページの冒頭紹介されています「体感ハウス」が竣工致しました。
お客様との普段の打合せ場所として使い、見学会や各種イベントにも活用しています。
「夢のような展示場」ではなく、生活サイズの現実的な家になっています。
ほとんどが当社の標準仕様ですので、見学される方はとてもわかりやすいと思います。
お客様に私の家造りの思いを伝え、いろいろなお話ができるように、また家庭を持つ者として家族が安全に楽しく生活できるようにと考え、「安全」「快適」「安心」「生活の価値」をコンセプトにしました。
当社標準の
・流行り廃りのない、長く愛されるデザイン
・コンパクトな家でも、面積を最大限に利用し、無駄のない空間設計
・耐震等級3相当の耐震性
(建築基準法の耐震基準の1.5倍の耐震性、震度6強クラスの余震にも有効)
・外断熱構造で高気密高断熱
(標準仕様で「低炭素住宅」の断熱・省エネ性能 UA値0.68~0.59) ※
・計画された気流で、エアコン一台で家中快適
・無垢材の床・漆喰の壁、バリアフリーで安全安心
など家族が価値の高い生活を送り、子育てに寄り添う家を実現したものです。
自分が無理なく建てられる家造りを実証し、家族のために造った想いをお客様にお届けするため、すべての技術、知恵を提供させていただきます。
家造りを考えた時、いろいろな不安や疑問が浮かぶと思います。私も業界人でありながら、意見がまとまらなかったり、コーディネートを迷ったりしました。今思えば良い思い出になっています。
私達工務店の仕事は工事現場を進めることばかりではありません。
家造りのためにはじめること、資金計画、土地探し、法的・技術的調査など、お客様の不安を取り除き安心していただけるよう、お役に立つことが大きな役目です。
私と私の想いを分かってくださる設計者・職人さん、全員のちからで、お客様の家造りに取り組みます。
㈱山春建設 山田高士
※UA値 : 外皮平均熱貫流率。いわゆる「断熱性能」で、数値が小さいほど性能が高い。
省エネ基準では、静岡県は0.87。
0.68~0.59では仙台から青森付近の基準値に相当。
これより高い断熱性能を求めるときは付加断熱で用意に性能を高めることができる。
山春建設があなたの家造りにご提供できる技術 標準仕様
基礎では
- 外断熱・基礎断熱 一体打ち鉄筋コンクリートベタ基礎
基礎の強度確保と打ち継ぎ(コールドジョイント)の無い理想的なベタ基礎の施工法です。
施工する技術が高くなければできない工法ですので、施工できる工務店は非常に少数です。
また、基礎の外断熱(基礎断熱)により地熱活用ができますので、省エネと基礎の長寿命化に
大変効果のある工法です。
- 基礎上制震装置取付(免震基礎ゴム断熱気密仕様)
オプションにはなりますが、一階の床から制震する装置を安価に取り付けます。
- 鉄筋とコンクリート
鉄筋の配筋間隔は木造の家屋では30cmが基準のところ、20cm未満のピッチで組んでいます。
この鉄筋ピッチは、国の施工指針で決められたものを基準にしていますが、構造計算の結果では
より細かい間隔、太い鉄筋を使うことがあります。
コンクリートの強度(圧縮破壊強度)は一般的な木造住宅が180~210㎏/平方cmのところ、
当社では300㎏/平方cmのコンクリートを使用します。
鉄筋の配筋密度を狭くして高強度コンクリートを使うので、地盤の不同沈下など基礎の変形破壊に強いです。
またコンクリートや鉄筋の経年劣化が遅く、長い耐久性を実現しています。
木造躯体と耐震強度では
- 無垢の桧柱を使用して、高強度金物でワンランク上の地震対策をした軸組在来工法
一般の軸組工法の弱点を補って高強度な躯体を実現できます。
大きな力が掛かるな部分には無垢材より強度が安定した集成材や、接合用の金物を
使用して、必要な構造耐力を確保します。 - ジャパングレードの木材を通常より2割以上多く使った丈夫な枠組み壁工法(2×4工法)
スタッド(柱)は204でも206でも良く、どこの床にでもピアノが置ける強度です。 - 制震装置を標準で取りつけて、地震の変位を30%以上削減する工法
快適さの為に、耐震だけでなく制震にも十分な配慮をします。
断熱・気密では
- 外張り断熱を基本とする高気密高断熱工法
施工は面倒ですが、断熱欠損がなくあなた自身でも目視で検査できる断熱技術です。
Q値で現しますと、2.2以下(国の省エネ基準は2.7以下)が標準で、1.6迄は外張り断熱だけで
達成できます。また、Q値1.6以下をご希望の場合は充填断熱を併用いたします。
低炭素認定住宅が標準ですので計算は平成25年基準(U値)で行います。
U値(外皮平均熱貫流率)は0.7を標準としています。
- 常時換気・計画気流・湿気防止
高い断熱性能を効果的に発揮するため、家の中に計算された「空気の流れ」を作っています。
メインエアコンとサブエアコン(家の形状などによる)で家中を同じ温度にして快適に過ごせるよう
エアコンや換気口の位置を決めます。
この空気の流れと24時間常時換気システムで「部屋間温度差」「床・天井温度差」の解消、湿気による
カビを防止できるので、快適で健康な室内環境になります。
集中換気扇 ルフロ400の強弱スイッチ
1月にメインエアコン1台、21℃で運転
外壁では
- 金属製遮熱サイディング
耐久性・耐候性に優れ、メンテナンスサイクルの長い材料です。
施工は面倒ですが耐久性と長寿命が魅力です。
サイディング裏面に通気層ができますので、外断熱材への負担を減らし、断熱効果を高めています。
重量は窯業系サイディングやモルタルリシン塗り壁に比べ、1/5から1/6と大変軽いので、耐震性にも有利に
働きます。
- 塗り壁なのにクラックが無く、地震時にも安心な塗り壁工法
国交省の認定を受けた塗り壁工法でして、ドイツやアメリカでは1950年代から採用されております。
塗り壁用の外断熱材を使い、外壁重量は上記の金属性サイディングより軽くなります。
玄関ドアでは
- 断熱性能に優れた北欧や北米の玄関ドアを選べます。
重量が重い上に、施工技術が必要ですが木製ドアの表情や高い性能が魅力です。
標準取り扱いドアの断熱性能は最大40℃を克服できるものもあります。
(外気温-20℃、家の中+20℃)
窓サッシでは
- 樹脂製か木製のサッシフレームに最高の性能の遮熱ペアガラス(アルゴンガス封入)を使います。
ペアガラスと一概に言っても、その性能は大きく違います。
最高の遮熱性能がこの地域では必要ですので、冬に結露がなく夏の暑さを最大限防ぐサッシを使用します。
またご希望により、さらに断熱性能の高いガラス3枚、中空層2層のトリプルガラスとすることができます。
床の仕上げでは
- 無垢材を標準としています。
多くの場合、リビングにはパイン・ヒノキまたはスギの無垢材を使用しています。
部屋の用途で異なりますが、無垢材・合板フローリングまたはタイルなど耐水材料を使い分け、
必要な部分にコストを掛けることで、適切な価格で高品質な仕上げを実現できます。
無垢材と塗り壁で快適と健康を - 本物に触れるということ -
家の中で一番触れることの多い床と壁には自然素材の使用をお勧めしています。
無垢材の床・壁
本物の木の香り、素足で歩けるしっとりとした感触、合板フローリングに比べ
断熱性や蓄熱性が高く夏はさらっと、冬は暖かい。見た目が優しくて落ち着ける、といった多くのメリットがあります
無垢材は合板フローリングに比べ反りやすい割れやすい、傷や汚れがつきやすい、
床鳴りがするといわれますが、空隙の多い天然の木の板なので、温度や湿度による
膨張収縮で隙間などができることがあります。
でも反り、割れは床が生きて呼吸している証であり、傷・汚れはそこに
家族とともに家があった思い出と考えることができます。
無垢の床材には表面の保護と汚れ防止のため天然成分のワックスまたはオイルを塗っています。
一般に無垢の床材は合板フローリングに比べ、高価と言われることがあります。
私たちは仕入れ方法やコスト低減を常に研究し、合板フローリングに近い価格でお出しできるよう努めています。
だから家全体に使うことは、予算面からもなかなか難しいということがあります。
そのときはLDK・玄関、あるいは1階だけなど使う部分を限定することで
少しの差額で使用することができます。
補修
「無垢の床材はデリケートで、手入れが大変」という声もありますが、メンテナンスができます。
表面を削り、再びワックスなどを塗ることで、一部屋当り一日程度で
補修でき、ほとんどの傷は分からなくなります。
確かに傷や汚れはつきやすいですが、どんな床材でも汚れや傷が付かないものはないのです。
うまく付き合っていればずっと使うことができるのが無垢材のメリットです。
塗り壁
室内の壁仕上げ材は漆喰や珪藻土などの塗り壁材をお勧めしています。
継ぎ目のない一体の壁面をつくることができ、防火性、調湿性、消臭効果があるなどの特徴があります。
調湿性は室内に湿気が多いときは素材が湿気を吸収し乾燥する季節はこれを放出するので結露防止や
適度な湿度の維持に効果があるとされ、日本の気候・風土に適しています。
元々日本の家は夏を基準に作られ、土の塗り壁で仕上げることで調湿効果により涼しく感じるなど、大きな役割を
果たしていたのです。
現在では多くの家で一般に使われているビニルクロスは、安い種類が豊富、施工が容易で早い、汚れに強いタイプ
もあるというメリットがあります。
しかし石油製品であるため調湿効果はなく、貼り替えるときは廃材が産業廃棄物となってしまう欠点もあります。
また、静電気を帯びるので埃が付着しやすいということもあります。
塗り壁材の色の種類は少ないです。しかしビニルクロスを使う場合でもLDKや寝室など生活の中心になる部屋に突拍子もない色や模様を使うことは
少ないと思います。
左官職人のコテ塗りによって壁面ごと、季節・時間ごとに違う表情を見せ、強い日射が当たってもやさしい光にして
返してくれる、そんな壁が素敵だと思います。
塗り壁材についても材料や施工方法などの選定や工夫によって、ビニルクロス貼りに近い価格でできるように努めています。
壁は家の中で一番面積の大きな部分なので、材料によっては家全体にできない場合は塗り壁にする部屋を決めることで
実現できます。
補修
そして傷がついた時にもビニルクロスにはできない、極めて部分的な補修が可能です。
家具などで擦ったりぶつけたりした傷や、振動や収縮による線状のひび割れはビニルクロスでも塗り壁でも起きるものです。
ビニルクロスは傷が目立ちやすいし、柄ものや、模様パターンの大きなクロスは小さな張替えが難しいことがあります。
塗り壁材でしたら少々の補修は容易に直すことができます。
木造住宅以外の工事も対応します
山春建設では、木造住宅の他にも鉄骨やコンクリート構造の実績も豊富です。
狭小土地で木造では構造的制約が多く、不便な建築計画になってしまう、防火地域なので耐火建築物にしなくてはならない、下階にテナントの店舗が入居し上階は家主様が住むなど、鉄骨構造やコンクリート構造の利点を生かした建築もご提案しています。



鉄筋コンクリート工法は、コンクリートを鉄筋で補強した構造材を用いた構造で、鉄筋とコンクリートを一体化させ、耐久力に優れた強い構造を実現しています。
地震などの災害に強いRC住宅を選択されるお客様も増えています。
引っ張りの力に強い鉄筋と圧縮に強いコンクリートを組み合わせるので、最も耐久性のある、非常に強い強度を誇る住宅が実現します。

また、山春建設のRC造(鉄筋コンクリート構造)は、耐久性だけでなく、
デザイン性も兼ね備えております。
例えば、右に記載している神社もその一つです。
一見すると木造のようにも見えますが、この建物はRC造によって建てられ
ています。このように、外観の風情を損なわず、且つ耐久性を持った建築物の
実現が可能です。また、曲線のある建築物の実現も可能です。
会社概要

商号 | 株式会社 山春建設 |
---|---|
本社 | 〒410-0845 静岡県沼津市千本港町7 |
体感ハウス | 〒410-0842 静岡県沼津市蛇松町25-5 |
TEL | 055-963-1918 |
FAX | 055-963-1641 |
本社 info@yamaharu-k.com | |
担当者直通 takashi@yamaharu-k.com | |
創業 / 設立 | 昭和5年 / 昭和52年 |
代表者 | 代表取締役 山田高士 |
建設業登録 | 静岡県知事(般2)第10681号 |
建築士事務所登録 | ㈱山春建設一級建築士事務所 静岡県知事登録 第7181号 |
業務内容 | 木造注文住宅の設計施工 |
従業員数 | 4名 |
加盟団体 | JIO 日本住宅保証検査機構 住宅あんしん保証 静岡県建築士会 |
導入制度 | 完成保証 瑕疵担保保証 地盤保証 |
所属技術者

一級建築士 1名
指定建設業監理技術者 1名
静岡県地震被災建築物応急危険度判定士 1名
静岡県耐震診断補強相談士 1名
1級建築施工管理技士 1名
1級土木施工管理技士 1名
2級土木施工管理技士 1名
2級管工事施工管理技士 1名
給水装置工事主任技術者 1名
コンクリート技士 1名
コンクリート診断士 1名
福祉住環境コーディネーター2級 1名
宅地建物取引主任者 1名
測量士補 1名
他 国家検定技能士等 多数