倉庫新築工事
2015.01.28
山の上の分譲地に、造園会社さんの倉庫を新築しました。
写真ではなだらかな丘に建っているように見えますが、結構な急斜面です。
お施主様のはじめからの要望と施工量を考えて、切土も盛土もせず土地の傾斜に合わせて建築することになりました。
基礎工事の様子
後で完成写真を語らにただければ分かりますが、この倉庫は3スパン(シャッター3つ)ありますが、一様な傾斜ではなく1スパンごとに斜面にあわせて高さを変えています。
鉄筋の配筋ピッチは設計では200mmですが、施工誤差を考慮して190mm以下で配筋します。
コンクリート打設
完成後は基礎には美装をせず、型枠をはずした状態で完成とするため、気泡や打設不良箇所が出ないよう、また打設中にゴミなどが入らないように、特に注意します。
建方
住宅でもその他の建築でもやはり形ができていくこの日は感激です。
構造合板を貼っています。
筋交いだけで耐震壁量を充足する場合でも構造合板を貼り、耐震性を高めます。
裏側は表より土地の傾斜が急なのでもう一段基礎に段差がついています。
土間コンクリート打設
シャッターの取り付け、足場解体
完成しました。
写真の左側は、前年に建てた事務所棟です。
同じ雰囲気の建築になって一体に見えます。
この現場から見た伊豆長岡方面
朝もやがかかってこんな風景も見られる山の上の現場でした。