建方2
2015.02.22
前回は建方工事の2階床までご紹介しましたが、今日は家が組み上がります。
早速2階の柱を建てる・・としたいところですが、その前に。
合板を貼った段階で、ビニルフィルムで養生をしています。
この後の造作作業での埃や、外壁の防水シートを貼るまでの雨から床を保護する目的です。
床の仕上げ材を貼る直前に剥すので、それまでの合板の僅かな破損・劣化を防止しています。
夕暮れも迫り、一日目終了。
二日目
2階梁から屋根を掛けます。
この家は屋根裏空間も利用するので、2階梁の上(=3階床)も合板を貼ったことで
①小屋裏利用の床
②捩れ剛性の増大(通常の捩れ対策は木材又は金属製の火打ち材)
③作業の安全性向上(屋根垂木や屋根合板貼りを施工するとき非常に安全)
と複数の結果を得ることができます。
続いて屋根掛け
作業の短縮と、高所での作業性を考慮し、屋根の骨組は8~10枚のブロックに予め組み立ててあり、接合していきます。
形になりました。
ここまでできると家っていいなぁと思います。
デザインはグリーンゲイブルスのようになる予定です。
次回 屋根・外壁など、建方が終わったら優先するべき外部工事のお話です。