お寺の天井張替えと侵入者
2015.09.23
夏の暑さも落ち着き、カラッとした空気になってきました。
お寺から「天井から木の粉のようなものが降ってくる。たぶん虫食いだろう。張り替えてほしい。」
と連絡があり見てみると、虫食いもありましたが、ハクビシンが日常的に侵入していることが分かり、糞尿や白骨が
たくさんありました。
↑ハクビシン
天井を張り替えると同時に屋根の周りを探して侵入する箇所を塞ぐ工事をしましたが、ハクビシンは数センチ程度の幅の隙間からも侵入するので、今後も定期的に点検に来たいと思います。
着工前の天井 新築(昭和33年)以来の張替です。
天井を壊したところ 築60年近くてもしっかりした構造体です。
完了 天井は防火性が必要なことから、石膏ボードに板目の模様がプリントされた建材を使用しています。
木造の建築物は築数十年しても十分な強度を維持していることが多いので、仕上げ材の改修工事などで再び長い期間使用する事ができることが利点です。