基礎工事 配筋
2015.11.18
先日に引き続き、基礎工事鉄筋の配筋作業が始まりました。
配筋の間隔はこの基礎の場合、225mmが基準ですが、当社では200mmを標準としています。
実際は施工誤差を考えて180~190mm間隔で配筋していきます。
鉄筋と鉄筋の継ぎ手(1本の鉄筋で届かない距離を2本以上の鉄筋でつなぐ場合)は必ず40d
(鉄筋の直径の40倍)以上としています。
この配筋間隔や継ぎ手長さ、所定の配筋がされているかなどは、現場監督・設計士さん・瑕疵担保保険機関の3重の検査を受けて確認されていきます。
このときの不合格箇所はすぐその場で是正します。
基礎の型枠が完成に近づいてきました。
ここで基礎工事に当社のこだわりがあります。
中の基礎の型枠が浮いているように見えませんか?
これは吊り枠といって基礎の土間(底盤部分)と立ち上がり(垂直部分)が一体になるようにコンクリートを打設する方法です。
コンクリート打設時の圧力で型枠が狂わないように施工する高度な技術が必要ですが、当社のノウハウで可能としています。
一体打設することで、コンクリートに継ぎ目のない基礎を作ることができ、強度の向上、鉄筋の錆防止に大きな効果があります。