どこで建てますか ハウスメーカー×工務店×設計事務所
2016.09.03
家を新築する、リフォームするとき皆さんが必ず通過する最初にして最大の焦点は、「どこで建てるか」です。
建築を検討中の方は、知っているかもしれませんが、私もちょっと書いてみます。
家を「新築」する会社は大きく分けて「ハウスメーカー」「工務店」「設計事務所」があります。
それぞれに特徴があるので、自分に合った家造りをしていただきたいと思います。
①「ハウスメーカー」で建てる
メリット
・流行を取り入れた住宅商品
・対応力、提案力の充実
・一定レベルの品質管理
・教育されたスタッフ
不安点
・販促費などの高コスト構造
・展示場の豪華さと現実の乖離
・規格化され自由度に制限
・営業マンのノルマ主義(ノルマ制がなくても社内の空気が・・)
②「地域の工務店」で建てる
メリット
・近所で敷居も低く家族的
・密にコミュニケーション
・価格が適正で品質も安定
・地元企業なので逃げない
不安点
・工務店間で格差が大きい
・倒産のリスクがある
・建材、設備の仕入れ値が高い(大量仕入れ、在庫をしないため)
・最新の設備機器などに疎いことがある
③「設計事務所」で建てる
メリット
・きちんと設計してくれる
・デザイン性も期待できる
・著名な建築家の建築に住める
・狭小地など高難易度案件も得意
不安点
・設計監理費が工事費の10%を超えることもある
・「自分の作品」と捉えがち
・補助金動向に弱い
・アフターは工務店任せ