コンクリートのひび割れが気になる方へ
2019.07.12
こんにちは!
今回は、コンクリートのひび割れが気になる方へ。
↑は築50年近く経過した建築です。
コンクリートの中の鉄筋が錆びて、廻りのコンクリートが壊れています。
コンクリート建築が壊れていく過程ですが、
①アルカリ性のコンクリートから、アルカリ性が失われ、
鉄筋の天敵である『塩』の成分が侵入する。
②塩により鉄筋が錆びて膨張する
③膨張(引っ張りの力)の弱いコンクリートが壊れる。
が主になります。
直すには劣化の状態や、立地、コンクリート構造物の用途(建築物なのか、道路やトンネルか、陸上か海上か)など
いろいろな方法があります。
今回は密度の高い数種類の補修材を塗り重ね、
塩成分の酸素の遮断により劣化を食い止めます。
コンクリートのひび割れも放っておくとどんどん劣化が進んでしまいます。
気になるところがありましたら、
いつでもご相談ください