骨董品を生かした住宅リフォーム
2013.03.18
昨年末完成したリフォームです。
最近、壁の塗り替えの追加工事をいただきましたので打合せに行ってきました。
完成してから大分経ってしまいましたが、併せてご紹介します。
元々はお施主様のご両親が住んでいた家を、ゲストハウスとして活用するためにリフォームしたのですが、お施主様の収集された調度品、数百年前の建具などを使い、ご満足いただける完成となりました。
着工前 玄関
完成 玄関
完成 玄関
外壁は既存のリシンを剥がし、下地組のうえGL鋼板ヨロイ貼りとし、目を引くデザインとなっています。
洗面所
奥様が収集された外国製の鏡と、年代物の電球で異国情緒があります。
浴室
腰壁を伊豆石、壁をレッドシダーのムク材としています。伊豆石は水をかけると青さが増し、とてもきれいです。
玄関付近
玄関は昔ながらに土を固めた「タタキ土間」で、沓石には伊豆石を配してあります。
ステンドグラスは壁の中に引き込めるので、「受付窓口」のようになっています。
キッチン
キッチンは大工さんの手作りで、世界にこれしかないオリジナルです(^^)
右はお客様が長年保管されていたケヤキ材で作った家具です。
これは実用性より存在感がほしかったものですが、図面もなく、雑誌の写真だけで
作ることもできます。
お客様のセンスが随所に見られ、ご要望をほとんど実現した工事となりました。
そして最近、壁の色を少し塗りなおしたいと相談を受け、再び打ち合わせ中のワタクシです。
また近々アップします。
また近々アップします。