バリアフリー 滑りにくい床にリフォーム
2016.07.17
ユニットバスが普及する前、今から30年以上前に建てられたお家の浴室は、床・壁がタイル張りになっていることが多いと思いますが、「滑りやすく、冷たい」というお問合せがありました。
お年を召された方はバランスをとることが遅れ、転倒事故につながることがあります。
そんな床に最適な材料がこれ
既存の床を壊さず、タイルの上から張ることができます。
施工した私の感想ですが、転倒時の衝撃吸収、床の冷たさの大幅な緩和にとても優れていますから、特に寒冷期の冷たい床の不快さは大きく改善されて、快適な入浴ができると思います。
また、表面は滑りにくい形状になっているので、転倒防止にとても有効です。
浴室手摺りを合わせて取り付けることで、より安全性は向上します。
工事は自体は一日ででき、気温が高い日で、ご家族の入浴時間が遅ければ、施工当日から入浴できます。
しかし、タイルの床が乾いていなければ湿気で有効に接着できないので、数日前から乾かさなければなりません。
今回のお家は4日間使用しないで乾かしました。
浴室を解体してユニットバスに変更するよりは手軽に安価に家の性能を上げることができますので、ご家族の将来像を考え、大きな工事をしなくても解決するときは、一つの選択肢として、ちても便利な材料です。
このほかにも高齢者に対応したリフォーム工事はお気軽にご相談ください。
山春建設 一級建築士 山田
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