コンパクトな家の魅力は? 4
2016.08.14
4回目 家族がほどよい距離感に
小さな家は人が密集するので家族同士のコミュニケーションの密度が高まります。
昔から、狭い家で過ごした家族ほどコミュニケーションが良好で仲良しだとよく言われ
ます。
しかしただ狭いだけですとストレスがたまりかねません。
当社の住宅コンセプトはプライベートを確立しつつ、家族間の程よい距離感を保てるよう、コンパクトな家の面積・体積を最大限使える設計手法を提案しています。
家には様々な相反する要件が時としてあります。
・窓は大きく、でも断熱性は高く
・空間は広く、でも耐震性は高く
・コンパクトな家にしたい、でも階段は緩く、広く
・できるだけ安価に、でも自然素材をたくさん使いたい
などなど。
当社にシリーズ化された家、決まった設計商品はありません。
耐震・断熱性能・自然素材の多用・バリアフリー・省エネ これらの標準的仕様をおすすめ致しますが、和風から北欧・南欧・北米風 などいろいろなデザインコンセプトの家を提案します。
4回にわたって「コンパクトな住まい」をつぶやきましたが、家族にとって「ちょうどいい」が詰まった、生活サイズの家が家の基本ということを改めて感じました。
「住みやすく」「安全で」「家計に優しい」これらの住まいの基本にして最も難しい部分をこれからも追求する基本姿勢を大事にしようと思っています。