医院の改装 ガラスブロックの壁をサッシに
2016.08.23
昭和49年に建築された、鉄筋コンクリートの建物のの改装です。
全体は紹介できませんが、特に今回意義深かった(小規模の作業の中に、最も基本になる工程や品質管理の全てがつまっていた)部分で、ガラスブロックの壁をサッシに交換する作業を紹介します。
ちょっと分かりづらいかも知れませんが、エアコン室外機の奥にガラスブロックでできた採光窓部分があります。
この部分は受付けと調剤室になっていて、ホコリや粉塵を飛散させないように、また外からの粉塵を入り込ませないように細心の注意を払いました。
解体後、コンクリートブロックを積んで壁を継ぎ足し、ビル用サッシを溶接で取り付けました。
内部も壁下地の作業が進んできます。
外壁はタイルを張って完成です。既存の外壁のタイルは既に廃盤でしたので、お施主様は「それならば」と個性的な仕上がりを選択されました。
改装箇所を目立たなくするのではなく、敢えてオシャレにする、ポジティブな発想です。
内部もビニルクロスを張り、完成しました。この後、遮光・遮熱のためブラインドを取り付けます。