ダウンライト火災に注意
2016.10.22
ダウンライト火災に注意呼びかけ、過去最悪のペースで発生
先日のニュ―ス
「天井などに設置されたダウンライトが原因となった火災が今年、過去最悪のペースで発生していて、東京消防庁が注意を呼びかけています。
クローゼットなどに収納された布団が天井に接触した状態でダウンライトを点灯させた実験の映像です。点灯からおよそ5分後、白い煙が出てきて、1時間後には布団から火が出て完全に燃えてしまいました。
東京消防庁によりますと、ダウンライトが燃えやすいものに長時間接触したことによる火災が今年に入ってから23日までに都内で12件起きていて、これは過去5年間で最も多いペースだということです。
特に10月は、衣替えなどで1年で最も発生の件数が多いということで、注意を呼びかけています。
TBS系(24日11:33)」
下図は蛍光管・白熱電球・LED電球の発熱試験の結果ですが、白熱灯を使用したダウンライトは点灯直後から
急速に温度が上昇し、10分後には120℃に迫ります。
一方LED電球や蛍光ランプは40℃程度です。
衣服などが知らず知らずのうちにダウンライトや白熱電球を使用した照明器具に触れていて発火することはよくあります。
また、天井裏の断熱材(断熱材を覆う紙部分)が焦げることもありますので、天井裏をのぞく機会がありましたら、ぜひ気にかけてみてください。