木の家のつぶやき
2018.11.06
こんにちは!
週末の空いた時間で、ブドウとセイジを刈り込み、
越冬準備をしました。
あっという間に寒くなりましたね。
三匹の子ぶたの本を子供に読んでいて、思わず
(二番目のこぶたの木の家、きっとおおかみに飛ばされずになんとかなんとかなるのになぁー、、)
と心の中で子供心をつぶしかける想像をしてしまい、、
必死に抑えました(笑)
やっぱり木って弱いイメージが少なからずありますよね。
でも木造の家は多いです!
もちろんメリットもたくさんあるからです。
あえて悪いイメージの話をすると、
結論、燃えない材料はあっても、火に強い材料はありません。
木は燃えます。
しかし火災のときの耐久性は意外に強いんです。
木材は表面から徐々に炭nなっていきますが、
空気をたくさん含んでいるので、熱が伝わりにくく、
一気に燃えて急激に強度が落ちることはありません。
(金属の性質は、ある温度を超えると急に強度が落ちます。)
木が燃えて断面が減少する速度は、1分間で0.6~0.8㎜。
この失われる分の厚さが予め無いものとして計画すれば、避難の時間を稼ぐことができます。
家を造るとき、火災の話なんて本当は考えたりしたくもありませんが、、
万が一を考えた設計は大切です!!
ちなみに当社は木造住宅でも火災保険料を抑えられる構造が標準です!
木造建築の技術は年々研究が進み、昔は鉄骨やコンクリートが普通だった学校や集合住宅の
建築例も増えているんです!
もう少し子供が大きくなったら、おおかみにやられない家を教えてあげよう、、
なんて悪い父親ですかね?(笑)