「耐震」「制震」「免震」「減震」の違いってご存じですか?
2020.06.16
私山田、社会に出てから工務店で建築現場の管理や設計をしてきましたが、
学生の時は「耐震」「制震」「免震」の研究をしていました。
だから当社の家造りは地震対策も工夫しています。
「耐震性が強い家にする」にはポイントがありますので紹介したいと思います。
① 耐震壁を多くする
まさにその通りですが、構造用合板などで造られた地震の力に対抗する壁
を多く造り、物理的に家全体の強さをUPします。
1階のほとんどの壁が耐震壁で造られた家も多くなっています。
② 耐震壁をバランスよく配置する
耐震壁はとても大切な構造ですが、多く造ればいいというものではありません。
耐震壁の配置が偏ってしまうと、家の中に強い部分と弱い部分ができてしまい、地震の時に揺れ方が
不均一になります。
すると強い部分に力が集中して倒壊を初め、そこに引っ張られる形で家全体が損壊倒壊をしてしまいます。
なので、バランスよく耐震壁を配置し、地震の力を分散するように設計します。
③ 2階の床や屋根裏を強くする
家の揺れ方は縦横方向だけではなく、ねじれを起こす力も働きます。
2階や屋根裏の構造体に「水平方向」の強さを持たせてねじれるように倒壊することを防ぎます。
④ 屋根・外壁を軽い材料にする
この記事をお読みになっているあなたに例えてみると分かりやすいです。
石の帽子をかぶり、鉄のヨロイを着て立っているときに激しく揺られたら、バランスをとることが難しい
かも知れません。
建築でいう「重い屋根」は瓦や天然石の板、「軽い屋根」は金属板などになります。
また「軽い外壁」には金属の外壁材があり、一般的な外壁材と比べ1/6程度の重さです。
⑤ 耐震壁+αを考える
建築基準で決められている耐震壁に加え、「制震ダンパー」、「摩擦減震装置」など耐震壁とともに
地震に対抗したり、家の揺れにブレーキを掛けたり、そもそも「家に入ってくる地震の揺れを減らしてしまう」
機材を使うこともあります。
制震ダンパーは当社が標準でご提案することが多く、摩擦減震はまだ当社では実績は少ないものの、大きな期待が寄せられる
新機軸です。
夢溢れる設計プランと同ときに、地味ですが「地震に強い家」を一生懸命考えて提案しています。
私の専門分野を生かし、耐震の技術を積極的に研究・導入した家造りができるのも当社の強みの一つです。
そして建築現場でもお施主様に分かりやすく説明し、住んだ後のより一層の安心につなげています。
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aaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaa油圧制震ダンパー
aaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaa標準で16ヶ所に設置します。
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