カビの心配がない家を建てる4つのポイント 部屋にカビが生えたくない方は読んでください。
2020.06.22
カビが生えず、空気がきれいな家を造っているに沼津市の工務店
山春建設の山田高士です。
最近、子供たちが小さいこともあって我が家は「童謡」を
MDでかけている時間もあります。
長く歌い継がれる童謡は心洗われる良い歌が多いです。
そんな中、「小さい秋見つけた」の歌詞のフレーズで、
「お部屋は北向き曇りのガラス~♪」
とありますが、つい専門的な考えに耽ってしまいます。
このガラスが結露を起こして曇っているとします。
ではなぜ「結露」を起こすのでしょうか。
この歌詞が例えやすいので場面を借りて、現代の家に当てはめてみましょう。
まず、「北向き」の部屋であり、日当たりが良くないことが想像できます。
ガラスが結露するということは部屋の湿度が飽和(これ以上空気に水分を含めないこと)
に近い状態と言えます。
この空気が冷たいガラスに接して、「露点」に冷やされるとガラス表面で水滴になります。
結露しやすい例が、LDKに隣接した北側の部屋に「断熱性能の低い窓」がある場合です。
しかも日当たりが悪いので、十分な換気をしなければカビが生えやすくなります。
この歌詞の当時の家は「すきま風」で自然に換気されていたと思いますが、現代の
気密性の高い住宅でこれをやったらアウトです。
カビの温床となることも不思議ではありません。
しかし、これを防ぐことも容易です。
① 断熱性能の高い窓枠とガラス
あああ熱を通しにくく、外が寒くても部屋側は冷たくならない窓にする
あああ樹脂サッシ + 遮熱ガラスまたは断熱ガラス など
② 十分な換気量を確保する
あああ計画されたと空気の流れと換気設備で、空気が滞留しない環境にする
③ できれば内装材に吸放湿性の高い材料を使用する
あああ湿気が多いときは吸収し、空気が乾いてくれば放出する、漆喰や珪藻土
あああが最適
④ 壁内結露を防ぐ
このうち④は専門的過ぎますので、別の機会に記事にしたいと思います。
ここで挙げた4つの設備・素材・技術は当社では標準に採用・ご提案させていただいて
おりますので、当社で建築されたお客様からは「北向き、曇りのガラス」が起きた
ご報告はありません。
カビが原因で健康を損ねる可能性もありますので、十分な注意が必要です。
そんなカビが不安な方に、安全安心な家をお届けする山春建設です。
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