沼津市で新築。子育て家族が2階リビングにする大きなメリット。
2020.07.17
ご希望と敷地の条件によって、柔軟な設計プランの提案をする沼津市の工務店、山春建設の山田です。
土地の日当たり、生活パターンなどにより、家の形状や間取りは様々です。
そして人知れず、というか「こういう設計プランができるだろうか。メリットデメリットは?」
を空き時間に簡単な設計をして検証しています。
完全私の趣味も入っていますね(笑)
そんなことや過去の施工事例から。
リビングを2階にもってくる設計は子育てにとってどうなのでしょう?
2階リビングのメリット
リビングについては多くの方が日当たりの良さを求めます。
家のなかで一番日当たりが良いのは2階ですから、この点、2階リビングというアイディアは合理的なアイディアと言えるでしょう。
窓から見える景色も1階にくらべて開放感があります。 また、1階にリビングがある場合、とくに狭小地では、外からの視線が気になり、
せっかく日当たりの良いリビングにしたのに、一日中カーテンを下ろしているケースも少なくないようです。
2階リビングであれば、外からの視線を気にせず、プライバシーが保たれた状態でお子さんたちとくつろぐことができます。
子育てにとって2階リビングが持つ大きなメリットです。
そして2階リビングの上には他の部屋がないことが多いので、天井を屋根形状に合わせて高く、「勾配天井」や「見せ梁」に
することが可能です。
子育てにとっての2階リビング
ただ、リビングは「LDK」にするケースが一般的です。そうすると一日のうちお母さんが2階にいる時間が多くなります。
そのため、お子さんが学校から帰ってきたのに気づかないなど、子育てにとってマイナス面も考えられます。
また、日当たりが良いということは、冬はいいですが、夏は大変かもしれません。 夏、家の屋根はかなりの高温になります。
その熱が2階リビングに伝わり「暑くてたまらない」ということになる可能性もあります。
特に小さいお子さんがいらっしゃる場合は、あらかじめ考えておきたいポイントです。
屋根の軒先を長くして直射日光を防いだり、窓の位置を工夫して風通しの良い構造にして、暑さを分散させましょう。
また、当社の家は屋根裏を通気することで酷い温度上昇を大きく緩和しています。
屋根裏空間に収納や、「隠れ家」的な部屋を造れるほど、温度環境は改善します。
設計・施工に際して注意すべきこと
一方、リビングを2階に持ってくる場合にも生活動線を考えないわけにはいきません。
そうするとリビングと同じフロアにキッチンのほかに洗濯場やトイレ、あるいは浴室も設置したい、ということになります。
ここで重量の問題が出てきます。 とくに浴室を2階に設置するケースでは、バスタブにお湯を張ったときの重量に耐えられるよう
柱や床を強化する必要があります。そのため、2階水まわりの給排水工事費に柱・床の補強部材がプラスされ、施工費がかさむ可能性があります。
外からの視線を気にせず、開放感のある暮らしができることで人気が高まっている2階リビング。
費用面ではやや割高にはなりますが、設備や設計の工夫でカバーできる事柄も多いので、暮らしに合わせたプランニングをご提案します。
2階リビングにした、子育て世代家族の家の施工事例とお客様の声は下記アドレスから!
peraichi.com/landing_pages/view/yamaharu1/