健康問題は寒い家のせい? Vol 2/5
2020.11.11
前回に引き続き「家が寒いと起きる健康被害」を考えていきます。
今秋から一段と冬の気配が濃くなりましたね。
さて今回は「ヒートショック」についてです。
ニュースなどで聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。
・ヒートショック
居室(リビングなど)と浴室・洗面室などの気温差により、心臓や脳の血管が急激に収縮し、
湿疹や脳梗塞、心筋梗塞などを引き起こす健康被害です。
厚生労働省の調査(※1)によると年間19,000人以上が亡くなっていると推測されています。
これはなんと交通事故死亡者数(※2)3,904人の4倍以上に上ります。
ヒートショックを防ぐにも「部屋間の気温差」を小さくすることが重要です。
特に浴室や洗面室など衣服を脱ぐ場所では対策をしたいところです。
ユニットバスでは「浴室暖房乾燥機」を点ける事例も多くなってきていますし、
洗面室でもドライヤー機能も兼ねた暖房機を点けたり、タイルの浴室にも取付けできる専用の暖房機があります。
また市販の電気ヒーターを洗面脱衣室に置き、浴室のドアを開けておくことも有効です。
そして、早く温まり、熱を逃がしにくい対策として「内窓」の設置をすることも多くなっています。
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※1 厚生労働科学研究費補助金 入浴関連事故の実態把握及び予防対策に関する研究
※2 2016年 警視庁発表