山春建設 建築士 山田のブログ

2015年02月

2015.02.26

外部工事

建方が終わった家にとって次の関心事は雨。
建方の予定も含めこのあたりの作業はできるだけ天候の良い時期を選んで行うのですが、構造体を濡らしたくないので、建方後は大急ぎで外壁の防水処理を行います。しかし、構造・防水とも家の安全や寿命に直接かかわるポイントですから早く、丁寧にを心掛けます。

筋交いを取り付け、構造合板を貼る作業が急ピッチで進んでいきます。構造合板用の釘打ち間隔は100mm以内となっていますから、現場責任者は全ての釘の間隔・めり込みの過少をチェックし、足りなければ是正を指示して、所定の品質に仕上げていきます。

構造合板貼りが完了しました。
先に合板を全て貼ってから窓を切り抜く方法としているので、近所の奥さん達から「窓がないわねぇ」と
よく言われました。

続いてサッシの取り付け。
当社標準の高断熱性能樹脂サッシが付けられていきます。サッシのメーカーは沢山ありますが、
お客様の好みと、性能・価格から最適なサッシを選びます。

サッシ取付部分は防水上の弱点になりやすいので、廻りには防水シートを補強貼りして安全性を高めています。

サッシが付いたら外壁の防水シート貼り。
ここまでくれば一安心です。
当社では海外製のサッシもよく使いますが、取付部分の形状が違うので、方法を研究して多重化した防水をしています。
外壁と平行して進めるのがバルコニーの防水です。
バルコニーは水平面で雨水を受け止めるので、特に高度で専門的な技術が求められ増すので、専門業者が行います。

防水前。大工さんがここまでの形を作ります。

角部分は家の振動や微細な変形の影響を受け、防水上の弱点となりやすいので、
防水シート施工前に補強部材を取り付けます。

全面に接着剤を塗布後、シート防水を行います。防水方法は多種ありますが、今回はシート防水の上に保護モルタルを選択しました。防水層はモルタルで歩行や日射風雨から保護されますから、シートは直接影響を受けず、長年にわたり性能を保持することができます。

防水層完成です。雨水を流す水勾配は保護モルタルで取ります。

防水層の角はさらに強化するため増し張りを行います。

紹介の順番が前後しますが、屋根工事も進みます。真っ先にアスファルトルーフィングをしきます。これで少なくとも屋根からの浸水は防がれ、現場の人たちに大きな安堵感をもたらします。
続いて屋根仕上げ材。
この家は砂付きアスファルトシングルという材料を使います。天然の砂がアスファルト系のベースシートに吹付けられているものですが、耐用年数は環境によっては50年程度可能です。

次回は省エネの要、断熱・気密についてお話します。

2015.02.22

建方2

前回は建方工事の2階床までご紹介しましたが、今日は家が組み上がります。
早速2階の柱を建てる・・としたいところですが、その前に。

合板を貼った段階で、ビニルフィルムで養生をしています。
この後の造作作業での埃や、外壁の防水シートを貼るまでの雨から床を保護する目的です。
床の仕上げ材を貼る直前に剥すので、それまでの合板の僅かな破損・劣化を防止しています。
夕暮れも迫り、一日目終了。

二日目
2階梁から屋根を掛けます。

この家は屋根裏空間も利用するので、2階梁の上(=3階床)も合板を貼ったことで
①小屋裏利用の床
②捩れ剛性の増大(通常の捩れ対策は木材又は金属製の火打ち材)
③作業の安全性向上(屋根垂木や屋根合板貼りを施工するとき非常に安全)
と複数の結果を得ることができます。
続いて屋根掛け
作業の短縮と、高所での作業性を考慮し、屋根の骨組は8~10枚のブロックに予め組み立ててあり、接合していきます。


形になりました。
ここまでできると家っていいなぁと思います。
デザインはグリーンゲイブルスのようになる予定です。
次回 屋根・外壁など、建方が終わったら優先するべき外部工事のお話です。

2015.02.19

建方1

蛇松町の家、土台伏せが終わり、構造材搬入~建方です。

今回は在来軸組工法なので、通常目にする柱・梁です。
材料は強度・価格を考慮し、柱は全て集成材、梁は大きな荷重が掛かる箇所や
大径間の箇所は集成材、他はベイマツとしました。

1階の柱が建てられ、梁を家の中に吊り込んでいます。

在来軸組工法では通し柱を数本使いますが、梁のホゾを差しこむ穴を空けるので断面欠損が大きくなり、
その部分の強度が低下します。
当社はこの欠点を解消するため、通し柱の1階梁部分だけ金物を取り付けることで断面欠損を最小限にしています。

接合金物をピン留めしているところです。

1階が建ちました。
続けて2階の床を貼っています。

当社は地震時の捩れの力に強くするため24mm又は28mmの構造用合板を貼った剛床工法としています。
釘だけでなく、接着剤を併用してさらに強度を高めています。

次回建方の続き  家の形ができます。

2015.02.12

基礎で免震効果

 前回は白蟻防御のお話をしましたが、当社では土台伏せの前に設置するものがあります。

まずは基礎内への白蟻侵入防止をさらに強化するテープを基礎と基礎断熱材に跨ぐように貼ります。
テープ貼り前
テープ貼り後
外周の基礎に、白い断熱材と基礎コンクリートを覆うように貼っています。
基礎をよじ登ってきた白蟻君にはこのテープによって帰ってもらえます。
 
その後は耐震の要、「基礎ゴム」を設置します。
これにより地震時に基礎から木造躯体に伝わる振動を大幅に軽減します。

2015.02.07

シロアリ対策

 前回に引き続き住宅の現場です。

建て方の後、白蟻の薬剤を散布することが住宅ではよく目にする光景ですが、
この家の場合は「地中防蟻配管」を基礎の埋め戻し前に設置しています。

タームガード設置前

設置後
写真手前に見える注入口から薬剤を注入します。
白蟻の保証は5年ですが、この方法なら再散布のときに作業員が家の中(床下)に入らなくて済むので大事にならず、作業員としても早くて安全なのでランニングコストが抑えられ、長期で考えたときに総費用は散布する方法より安くなります。
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