自社で無垢材を加工する沼津市の工務店 山春建設代表山田の地域共存?エピソード。
2020.07.01
地元工務店として地味ですが、地域の生産活動にも貢献している
山春建設の代表山田高士です。
今日は手前味噌で失礼しますが、「近所の皆さんとこんなこともありますよ」
というエピソードを紹介したいと思います。
当社のある地域は近所に水産会社さんが多いので朝は早く、私が出社する時間には
既に地域が活気に満ちています。
そんな水産会社さんが定期的に当社に来ることがあります。
当社は家造りに新建材ばかりでなく、無垢材といって本物の木を窓枠などに加工して
いますが、その過程で「木くず」が大量に発生します。
ある日、その木くずを水産会社さんがもらいに来ました。
許可をいただき、後をついて行ってみると・・・
高級食材登場!
これを東京方面に出荷するようです。
どうやるのかと見ていると。
こうすればとても良いことがあります。
① 安価
エビは傷みやすく、水槽付きのトラックで生きて送る「活魚輸送」が必須
(送料が高額)だが、このように工夫することで消費者に安価に提供できる
箱で送るにしても、専用の箱や緩衝材を買わなくて良いので輸送コスト減少につながる
② 良い環境
木くずは適度に保湿・保温効果があり、空気も通すので狭くて暗い所が好きな
エビにはストレスが少ない
③ 保護
運送中の衝撃から木くずがエビを守ってくれる
納品先から「エビの足が取れていた」などのクレームが減少
④ 廃材の減少
山春建設は木くずの廃棄コストが軽減し、廃棄量が減るため地球にも貢献
お客様への工事金額低減につながる
当社がもうすぐ創立85周年を迎えることができるのも、地域とこんな関係を保っていられるからこそ。
今後も地元工務店として地域に貢献していきたいと思います。
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